(1)青年期の心理的、身体的特性を踏まえ、心身ともにたくましく、健康で安全な生活を送れるように努める。
(2)様々な生活経験を通して、現在から将来にわたって主体的に「生きる、働く、暮らす」力を育てる。
(3)基本的な生活習慣を確立し、心身の自立を図れるよう努める。
高等部の生徒は、中学部からの入学者の他、通学区域内の中学校からの入学者などを合わせて、41名(男子25名、女子16名)が学校生活を送っています。寄宿舎も併設されており、家庭を離れて寄宿舎 から通学している生徒もいます。
卒業後の自立や社会参加を目指して、地域社会で暮らすための基礎・基本や社会性の育成を中心とした教育課程の編成に努め、作業学習や教科学習、自立活動の充実を図っています。
生徒の特性やニーズに応じながら、連続型の現場実習(事業所、施設等)を中心に、必要に応じてデュアル型実習を取り入れています。働く経験を通して、働く意欲や望ましい態度を身につけていきます。
週8時間の作業学習では、「農園芸班」「木工班」「和紙加工班」「窯業班」「総合作業班」の5つの班に分かれて活動しています。
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「農園芸班」では、農場やビニールハウスで、野菜を育てています。また、ラベンダーやアップルミントを育て、収穫したハーブを利用してポプリ、シューズキーパー、クッキーなどを作っています。 |
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「木工班」では、のこぎりやくぎ打ち、やすりがけ等の一連の作業を行い、機械を使った作業にも取り組んでいます。ひのきの箸やバターナイフ、木べら等の製品を作っています。
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「和紙加工班」では、牛乳パックを再利用し、紙漉きで味わいのある和紙を作り、加工して祝い袋やポチ袋等の製品を作っています。
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「窯業班」では、主に笠間土を使って泥しょうによる茶碗、石膏型を使用しての皿やマグカップなどをグループに分かれて製作しています。
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「総合作業班」では、校内での活動に加え、外部施設に出向いて清掃活動や販売活動を行っています。また、障害者技能大会へ向けての練習にも取り組んでいます。
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